防災士!!自己満足でもいい。何と言われようが・・・

みなさん、防災士って知っていますか??
聞き慣れない言葉かもしれません。
防災士とは、認定非営利活動法人日本防災士機構が認定する資格です。
この資格の試験は2003年(平成14年)から始まり、

2025年1月現在で、310,176人の防災士が認定されているみたいです。

防災士は、自助、共助、協働を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待されています。
そのための意識、知識、技術を習得したことを認定された証です。

では、この資格のメリットとデメリットは?

まずは、メリットから!!

 防災に関する正しい知識が身につくこと

  この資格を取得することで、平常時の備えや災害発生時の対応に関する知識が身につきます。これは、自己防衛をはじめ、大切な家族や友達を守るために必要なスキルが習得できます。

 災害時に地域住民を安全な方向に導ける

  防災士は、災害時に周囲の方を安全な方向へ導くことが可能となります。自治会や町内会、防災会など地域の集まりで必要とされる存在です。一定の知識があるからこそ、リーダーシップを発揮することができますし、地域住民から求められる存在になります。

 これは、日頃から地域の防災訓練などで、自助、共助の知識を共有することにより、災害対策や、災害発生時の対応力を向上させることが可能となります。

  防災活動への参加が可能に!

 定期的に地域で実施される訓練などで、必要とされる存在になります。一定の知識があるからこそ、求められるものが多くなります。自治会長やリーダー的存在の方が、防災士を取得しているこが望ましいと思いますが、防災士の資格を所有されている方が、リーダーをサポートすることも可能となります。地域がまとまって対策することが共助に繋がります。

 では、デメリットは何でしょうか?

 特別な権利がない

 防災士はあくまでも民間資格になります、取得しても特別な権利などはありません。大前提として、ボランティア的な活動が求められます。

 資格取得に時間と費用がかかる

 日本防災士機構が認証した研修機関が実施する「防災士養成研修講座」を受講しなければなりません。防災士資格取得試験」(受験料税込み3,000円)を受験し、合格する。
 その後に自治体、地域消防署、日本赤十字社等の公的機関等が主催する「救急救命講習」(心肺蘇生法やAEDを含む)を受け、その修了証を取得すること。
 以上を修了した人が、日本防災士機構への「防災士認証登録申請」(申請料税込5,000円)を行うことが出来ます。日本防災士機構が 修了したことが確認し、「防災士認証登録申請」を適正に提出していただいた人に「防災士認証状」「防災士証(カード)」が交付されます。

 職業的利益が限定的

 この防災士の資格を保有していても、それほど職業的に利益やキャリアアップに繋がることは期待できません。
 防災関係の知識が求められる役職や地位、職種などは重宝することがあるかもしれません。

 以上のことを踏まえて、防災士は民間資格であるため、時間とお金をかけても社会的には得られる特別なものは少なく感じます。
 しかし、時間をかけて勉強することで、日頃、意識することが少ない防災に関する知識を取得することができます。
 この知識は、いつ起こるかわからない地震などの災害に対する備えであったり、発生した場合の適切な行動など、安心に繋がることがあるかもしれません。
 新たな知識や技術を取得することにより、防災力の向上になります。
 これこそが、自身を守ることに繋がり、大切な家族や友人を守ることができるかもしれません。
 また、自分を守ることができれば、その次の共助です。その地域の方を守ることができます。

 日頃から、防災に関して少しだけでも意識することで、災害があった場合に少しだけ軽減されることがあると思っております。

 いい機会ですので、防災士を取得したいと思います。

 このページにたどり着いた方へ、少しでもお役になれば嬉しいです。
 今後も、継続して情報発信していきます。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA