一番安心して過ごせるところが、自宅ではないでしょうか?
疲れた体を癒やし、回復して外出する。疲労回復だけでなく、自分空間や大切な家族と過ごす、安心、安全な空間です。
そんな家の中には、大地震が発生すれば、危険なリスクが存在することを想定しておきましょう。
悲しいことですが、30年前に発生した阪神淡路大震災でお亡くなりになられた方は、家屋倒壊や家具の転倒による圧死や窒息死が9割以上です。
そこで、身近な対策として簡単にできるのが、「家具の転倒防止」です。
今、自宅にいる場合は、周りを見渡してください。
外出している場合は、帰宅後に自宅内を見てください。
逃げ場の玄関は大丈夫ですか?
靴箱が転倒し、避難の障害になりませんか?
玄関に荷物を置いていませんか?
屋外に出る最後の場所になりますので、靴箱を固定しておきましょう。
私は壁に穴を開けるのに抵抗があります。穴を開けずに固定できるアイテムもあります。
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リビングを見てください!
壁沿いに置いている棚は固定されていますか?
玄関の靴箱と同じように、リビングの棚も固定されていますか?
背の高い棚は、突っ張り棒も有効です。取り付けには、工具もいりませんので誰でも固定をすることが可能です。
また、固定していても、背の高い棚は、重いものを低い位置に収納することで、より倒れにくくなります。
それと、テレビは固定されていますか?
意外とテレビは危険です。自分の上に落ちてきても下敷きにならないと思っていても、怪我に繋がります。
倒れるだけでなく、大地震でテレビは飛びます。
あのテレビが飛ぶことがあるんです。
テレビの固定のおすすめです。
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テレビだけでなく、他の電化製品は置く時に貼り付けておけば、対策になります。
新しい家具や電化製品を購入した場合に、ちょっとしたことで、地震対策に繋がります。
また、今の状態を見て、対策できていないところは、早急に対応してください。
対策されている方は、掃除のついでにでも、点検してください。
たまに、突っ張り棒が緩んだりしていることがあります。
ちょっと気にすることが、大きい防災対策に繋がります。
一気に全部できない場合でも、少しずつ、家の中の危険箇所を発見し、優先順位を付けて対策してください。
一番いる時間が長い場所を優先に!例えば、寝室などや、家族が集まるリビングなど。
また、玄関から避難できない場合に、避難できる開口部には。例えば、リビングなどの吐き出し窓には、ガラスが割れた場合の飛散防止を。水だけで貼れるフィルムです。
透明のフィルムですので、見た目も変わらず、飛散するリスクが軽減されますので怪我をすることも防げます。
今、家の中を見渡して、もし、危険を感じるものがありましたら、これを機会に対策をしてください。
この対策こそが、いつやってくるかわからない地震に対しての自己防衛になります。
大切な命を守るために、考えるきっかけになれば幸いです。