前回の記事では、地震が起きた後に生き延びるための「物の備え」のお話でした。
前回の記事▶今しかできない用意!やりませんか?を見てください。
地震の負傷者の半数近くが家具類の転倒、落下、移動などによるものが原因と言われています。
阪神大震災では、お亡くなりになった方の8割が圧死と言われております。(建物倒壊、家具の下敷きなど)
では、対策はどうすればいいのでしょうか?
「はい、簡単です!!」
部屋に物を置かにようにしましょう!
これが、答えです。
※建物倒壊は、別で、室内の家具の下敷き対策です
簡単なシンプルな答えですが、生活しているとなかなか難しいことです。
ですが、まずは、部屋を片付けておくこと。
不要なものがないことが安全に繋がります。
ですが、必要なものは周りにあると思います。
家具などから下敷きにならないように、まずは部屋に置かれているものの配置を考えましょう!
その上で、地震の揺れで、転倒や移動をしないような対策をしましょう。
家具を固定することにより、見た目が気になりますが、スケルトンの固定器具もあります。
一部金具が見えますが、そこまで大きいものではありませんのでおすすめです!!
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このように、家具などを固定することによって、怪我のリスクを軽減することができます。
また、キャスターになっているものは、ローラー部分の固定もできるアイテムがあります。
まずは、部屋に家具などを置かないように、据付けのクローゼットなどに収納することです。
できるだけ、空間に家具などを置かないようにしてください。
どうしても、家具や棚などを置く場合は、固定することで対策します。
また、避難口のなる玄関や、吐き出し窓の周りや、この避難口に繋がる通路も、物を置かないようにしましょう。
棚の中に収納するものは、重たいものは下の方に、軽いものを上の方に置くことを意識しましょう。
また、食器棚など、前面がガラスなどになっているものは、地震で中の物がガラスにあたり、割れてガラスが飛散しないように、フィルムを貼っておくことがおすすめです。
これは食器棚の前面のガラスだけでなく、窓ガラスにも使用できます。
また、リビングのテレビなど、電化製品には、ジェル状のマットもおすすめです。
これは、振動を吸収してくれますので、転倒の対策になります。
今回の対策は、ご自宅で万が一の地震があった場合に、自分の身や、大切な家族を守るため、今からできる対策です。
物を減らすことで、家もスッキリできることが、ちょっとした地震対策になります。
そこから、固定などの対策を講じることで、より安心して暮らせる環境になります。
家具や電化製品を固定すると、模様替えの時に移動するのが面倒になりますが、この際、部屋の不要なものを捨てるとともに、模様替えを兼ねて、家具などを固定するこのもおすすめです。
片付いている家では、固定することを検討しましょう。
地震対策を検討される方の参考になれば嬉しいです。